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読んでみた本
「骨盤おこし」で身体が目覚める 一日3分、驚異の「割り」メソッド
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りらいぶジャーナル
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トラットリア・ロキシー■わが心の故郷イタリア -笠ひろし- 「イタリアだ!」。市場開拓への夢を胸に秘めていたが、いざ彼の地を踏むと、この国で何ができるか、何をするのか。武者震いのような感情がこみ上げてきた。
空港には代理店から迎えが来るはずだったが、3時間以上遅れたため、到着客用の案内所に行くと、メモが残されていた。 空港バスでミラノ中央駅近くのターミナルへ向かい、タクシーに乗ったが、英語が全然通じない。フランス語も役に立たない。メモを見せ、何とか予約先の「ホテル・ロキシー」にたどり着いた。 覚悟はしていたが、フロントの老婆もイタリア語以外無理だった。名を告げると「キアーベ」と言って頑丈な鍵を渡された。部屋に入ると半日におよぶ緊張感がほぐれ、どっと疲れが出た。昼から何も口にしていない。 時計を見ると1時を回っていた。日本は仕事が始まる時間である。ロビーに降りると、女性がテレビに見入っていたが、ジェスチャーで食べる真似をすると、外に連れ出され、4、5軒先のネオンの灯った「トラットリア・ロキシー」を指さした。 ドアを開けると、人息れとけん騒でむせ返っている。我が目を疑う光景だったが、そのなかをウエイターと10代とおぼしき少女が「シニョレ」と言って、デカンタに赤ワインを持って席へ案内してくれた。「デジィデラ(ご注文は)?」と聞かれてメニューを見たが、手書きのため読めなかったので、「スペチャリタ(お勧めを)」と告げた。 しばらくすると、オニオン・スープが運ばれてきた。後日、この場合はパスタを頼むのが普通で、フランス料理であるこのスープは富裕層や外国人が注文すると聞かされた。少女は小鉢に入れた粉チーズを一緒に持参した。 その後は「スカローピーネ(肉のワイン焼き)」と続いた。空腹が満たされたこともあったが、本場で食べたイタリア料理に身も心も救われる思いがした。このとき「早くイタリア語をマスターして、こんな旨い料理を食べよう」と決心した。 その後、イタリア滞在中この少女の接遇と笑顔にどれだけ癒されようとは、夢にも思わなかった。 ●バックナンバー
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