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りらいぶジャーナル

ロングステイサポート

《対談》 ロングステイトラブルを未然に防ぐには

――コロナの会がセブ島のロングステイ詐欺商法被害を提訴してちょうど1年。この問題はNHK「クローズアップ現代」でも放送され、高い視聴率だったようで、国民の大きな関心事になっています。

お世話になった方に恩返ししたい

役員として、日本語教師として働く
――馬場章介さん(NPO法人南国暮らしの会関東支部長)


 生まれも育ちも東京下町の馬場章介さんは「退職後、自分ひとりでどれだけのことができるか、海外で冒険してみたい」と考えていた。「海外旅行は経験していますが、落ち着いて現地の人と接しながら生活してみたかったんです」

セブ島ロングステイ詐欺疑惑 被告に損害賠償判決

コロナの会、比大使館に「誠実な対応」要求

 フィリピン・セブ島のロングステイ詐欺疑惑商法の被害者が損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は11月6日、原告側の主張を認め、被告事業者のアイ・エス・ディ社と実質的経営者に対して、約2300万円の費用を支払うよう命じた。被害者団体「コロナの会」では判決を機に、さらに責任追及の手を強める考えだ。

生きがい創出に新メニュー

パソナ、海外滞在と就労をセット

 パソナグループ(東京都千代田区)は海外滞在と学習や労働を組み合わせた新たなシニアの生きがい創造プログラム「海外で暮らす・学ぶ、そして働く」を開始する。11月の「第1回生きがい創出セミナー」を機に、東京で2カ月ごと、また名古屋、大阪でもセミナーを開催する予定だ。

日比友好にシニアの力活用

JPVA

 NPO法人日本フィリピンボランティア協会(JPVA、東京都調布市)がフィリピン・ダバオ市に開校しているミンダナオ国際大学で、シニアの生きがい作りをサポートする活動を行っている。

活発な会員交流を推進

サロン会を充実、気軽に情報交換
青柳信郎さん(ロングステイクラブ会長)


 今年からロングステイクラブ会長となった青柳信郎さんは多くの会員が定例会に参加してもらえるよう工夫していきたいと語る。

会員交流で海外滞在実践を支援

自身の目的地も発見
――市東明義さん(NPO法人南国暮らしの会関東支部長)
(注・当時)


 「40歳のときに海外滞在に興味を持った」と話すのは東京都在住の市東明義さん(63)。以来、海外ロングステイの交流サークルNPO法人南国暮らしの会メンバーともなり、さまざまな情報を集め、実際にいろいろな国・地域に足を運んだ。そこで、ついに自分に合う目的地に出会ったという。

海外ぐらし、日通と提携

滞在体験型ツアーを実施

 海外5カ国7都市で長期滞在サポートを行う海外ぐらし(東京都千代田区)は日本通運旅行事業部と提携し、現地生活体験型の下見ツアーを実施する。参加者に海外ぐらしのサービスを提供し、中長期滞在の実際を体験してもらうことで、同社の顧客を拡大する。

アジアに介護地を求めて

=大場洋司 RJ特派記者(R&I会員)=

 私の友人が車いす生活者になって2年になります。介護されつつのんびりと優雅に過ごせる場所はないだろうか――。友人と海外にその場を求め、今回インドネシアのバリ島に行ってきました。

国際交流と独自の旅企画で楽しむ

――NPO法人ワールドステイクラブ
理事長 神山清英さん
情報通信委員長 松田弘之さん


 「知的な楽しさを追求したい」と新理事長に就任した神山清英さん(=写真左)。NPO法人ワールドステイクラブ(WSC)は伝統的に会員の経験やノウハウを元にオリジナルの旅を企画し、本来の旅の楽しさを追求している。